blog 【ダイワハウス住宅】屋根外壁塗装工事する際の現地調査&お見積りポイント お役立ち情報 目次 1.ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【外壁編】 2.ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【付帯部編】 3.ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【屋根編】 4.ダイワハウス住宅での屋根外壁塗装ポイント【まとめ】 ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【外壁編】 ダイワハウス住宅の場合、外壁材は表面に無機のセラミックコーティングが施されている「DCウォール」という外壁材をメインに扱っています。築年数が経過しても汚れが付着しづらい特徴があります。いわゆる「難付着サイディング」です。塗装をする際には、難付着サイディング専用の下塗り材を使用して塗装しないと剥がれてしまうので注意が必要です。また、鉄骨造なので耐震にも強いです。 ダイワハウス住宅の場合、他のサイディングボードと違って、ボードの幅が狭く、その都度シーリングが充填されています。逆にシーリングの幅が広いので、充填する際の量とメーター数が多くなるのも特徴の一つです。また、サイディングボードの深さもあります。シーリング撤去打ち替えを行う際、裏にバックアップ材を入れて、シーリングが入りすぎないように処置を行う場合もあります。シーリングの劣化は一般的な症状と同じで、ひび割れや硬化、破断などがあります。 ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【付帯部編】 庇(ひさし)などの部分は、ステンレスやアルミになっていることが多いので、塗装ができるできないの見極めが必要になります。 破風板は、普通の板金の場合と塩ビの被覆が巻いてある場合があります。塩ビの被覆の場合、そのまま塗装してしまうとベタベタになってしまいます。ですので、塩ビゾルプライマーを使用してから塗装しないと汚れがつきやすくなってしまうのでご注意ください。 ダイワハウスでの屋根外壁塗装ポイント【屋根編】 屋根は一般的なスレート屋根や、「塗装ができない屋根材」の1つである「グリシェイドネオ」が使われていることがあります。写真はスレート屋根になります。 グリシェイドネオという屋根材は、「アスベスト使用禁止」になった時代に製造された屋根材で、素材自体が非常にもろく、割れやすいのが特徴です。割れた屋根材が屋根に残ったままですと、強風が吹いた際に飛んでいき、近くのお家に損害を与えることで、被害が拡大する可能性があります。その場合、いくら塗装を行っても素材自体から剥がれてしまうので、意味がない状態になってしまうのです。こうした屋根材の場合は、カバー工法や葺き替えで施工を行うことをご提案いたします。ハウスメーカーさんとはいえ、屋根材は屋根メーカーが製造しているものです。それがノンアスベストの事態に製造された屋根だとしたら、どうしてもひび割れや欠けなどは発生してしまいますので、「ハウスメーカーだから安心」ではなく、大切なお住まいを守るため、台風などの天災があった際に被害を最小限で抑える「減災」のためにも、カバーや葺き替え工事をご検討されることを推奨いたします。 ダイワハウス住宅での屋根外壁塗装ポイント【まとめ】 ダイワハウス住宅の場合、シーリングが一般的な外壁材よりも多いことや、難付着サイディングの外壁材なので、専用の下塗り材を使用して塗装を行う必要があります。また、塗装ができない屋根材の場合は、カバー工法や葺き替えを行い、建物を守るだけでなく、台風などからの被害を最小限に抑える「減災」の考え方で施工されることを推奨いたします。 もちろん、中には気にせず塗装ができるとご提案している塗装会社さんも多くいらっしゃいます。大切なお住まいを守るためにはどのような工事を行うのが一番いいのかを、決してお見積金額だけでなく、施工内容や保証、アフターの部分でもしっかりと比較していただくことをお勧めいたします。 ダイワハウス住宅関連の動画をYouTubeで発信中! この動画を YouTube で視聴 この動画を YouTube で視聴 この動画を YouTube で視聴 前の記事 次の記事 一覧へ戻る