1回目の塗装を検討されている方へ
- お役立ち情報
こんなお悩みはありませんか?
・塗り替えのタイミングなのか知りたい
・初めての塗装、変な業者に引っ掛かりたくない
塗装のタイミング
屋根外壁塗装を行うと施工前と比べ色も見た目もガラッと変わるので、「屋根外壁塗装=見た目をきれいにするために行う」と思う方も多くいらっしゃると思います。もちろん正解ですが、屋根外壁塗装を行う本当の目的は「建物を塗膜で守る」ためです。
一般的に、10年を過ぎたら塗り替えの時期といわれています。
塗り替えサインとして下記の写真のような症状が現れ始めたら注意が必要です。
塗装の前に把握するべきこと
塗装をご検討の前に、ご自身の住まいがどのような構造か、どのような材料が使われているかを事前に把握しておくことが必要です。
構造や材料によっては塗装が適さない場合もあるのです。
ノンアスベストの屋根
ノンアスベストの屋根材は実際塗装自体は可能ですが、屋根の素材自体が脆いため、 ヒビが入りやすい素材です。
ヒビが入ると雨水が入り雨漏りにつながりやすく、また、ヒビが進行して割れてしまうと、台風などの強風が吹いたときに落下や飛散などが発生する可能性が高くなります。
高気密・高断熱住宅
隙間を減らし、外気温の影響を受けにくくした省エネ住宅において新しいタイプの雨漏りが増えてきています。
高気密・高断熱住宅は、水蒸気や雨水が入ってきても、隙間が無いため入ってきた水を逃がすことができません。
気密性が高くなればなるほど毛細管現象が発生し雨水を吸い込んでしまい、雨漏りが発生しやすい構造となっています。
塗装業者選びのポイント
1:どんな会社か見て確認する
定期的に入っているチラシやホームページを見て誠実な会社を選びましょう。
また、ホームページだけでなく、実際に店舗を目で見ることが大切です。
会社の所在地が不明瞭な会社はやめましょう。
2:建設業の登録免許を確認する
「不正または不誠実な行為をするおそれが明らかにない業者に与えられる」と県知事の許可書の有無。この免許を取得するには一定以上の年数・実績が必要になります。
3:国家資格保有者など資格を確認する
施工には知識・技術を要するため、工事内容、塗料への知識、施工技術がしっかりとある会社を選びましょう。
メーカーの話を鵜吞みにするのではなく検証・実験をしている会社が安心です。
4:施工現場を見て確認する
施工後も住まいを守ってくれるか、定期点検・保証有無を確認しましょう。 1年2年後にも品質が保たれているか、施工後の様子を見せてもらうと安心です。
失敗しないために
世間一般で言われる悪徳業者は、実はごく一部で、本当に失敗する確率が高いのは「経験値だけの施工業者、材料の勉強不足、自信過剰・思い込み業者」などです。
その塗装業者さんが大事にしているポイントによって、かける手間やご提案する商品も変わるため、工事金額だけで業者を選ぶことは危険です。
例えば、「塗装ができない」屋根材と分かっているのに、塗装のほうが「見積もりを安く見せることができる」からといって塗装をすすめる業者さんもいらっしゃいます。
「見積もりが安いから」と言って安易に選ぶのでなく、ご自身が納得のいくベストの会社さんをお選びいただくことをおすすめします。