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何度直しても止まらない雨漏り・・・修理のポイントとは?

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完全に止めることができる雨漏り修理とは?

大前提として、雨漏り修理を行うことは非常に根気がいることです。過去の記事では、雨漏りを直すには修理ではなく調査が大事とお伝えしました。記事はこちら。 


その中でもお伝えしました通り、雨漏り調査さえ完璧にできている(水の浸入経路~出口を全て特定している状態)でしたら、修理は難しくありません。雨漏り調査時に「やるべきことをちゃんとやる」ことができていれば雨漏りは止まるのです。


雨漏りしている原因で多いものは何か?どんなことがあるのかを揚げますと、「老朽化による雨漏り」「家の造りと気象状況が合致した時に発生する雨漏り」という大きく2つがあります。

「1年に1回しか雨漏りしない」という家は決して少なくありません。

また、千葉県でいうと2019年に大きな台風(令和元年東日本台風)が上陸した時に雨漏りただけで、それ以外は特に何もないという家もたくさんあります。関東では珍しいですが、2014年2月に大雪が降った日に雨漏りして、それ以降してないという家もあります。

こうした「条件が合わないと雨漏りしない」ことはたくさんありますので、雨漏りの修理はそうした条件が合致したパターンも含めて対応をしないといけません。


想定の範囲(水の浸入口)が多くなりますが、雨漏り調査さえしっかりしていれば修理は難なく行えます。



雨漏り修理で大事なポイントは2つ

雨漏り修理で大事なポイントを2つあげるとしたら「一次防水」「二次防水」という考え方があり、一次防水は「建物の外から見て、見える側の防水で直すもの」、二次防水は「建物の壁の内側、屋根の下側など、目に見えない部分を直す防水」のことを言います。


目に見える部分だけ直せばいいか?と言うと必ずしもそうではなく、目に見えるところで水を止めることができたとしても、一時しのぎにしかすぎません。なぜなら、外に見えるところは劣化をします。劣化するから私たちはシーリング材を打ち変えたり塗り替えたりするのです。

「劣化して雨漏りする」→「直せば止まる」→「劣化すると再発する」これを繰り返していくということは「雨漏りを直した・止めた」ということにはなりません。正しくは「雨漏りをしのいだ」ということになります。


本当に大切なことは「根本解決」です。雨漏りがどんな状態でも、水が入らないような家にしていくという考え方が大事なポイントですので、雨漏り修理に関してはそうした目線で直していく必要があります。



ただ、「あまり工事を大々的に行いたくない」「費用がだいぶかかるような直し方はしたくない」というお客様側のご希望もあると思いますので、最小限にとどめるためにも正しい雨漏り調査をして原因を特定し、その中で「ミニマムな修理はこれ」「全部行うならこれ」というようにプロとして様々な観点から修理の方法をご提案することが大切です。

雨漏りしやすい部位とは?

雨漏りする部位の中で「サッシまわり」が最も多いです。なぜかというと、極端に言うと外側と内側を繋いでいる開口部だからです。次いでベランダ、屋根、壁があります。




修理で大切な考え方

前提は変わりません。「雨漏り調査をしっかりと行い、出た結果をもとに必要な補修工事を行えばいい」ということですが、では「必要な補修工事は何か?」というと、家を造っていくときの逆再生をイメージして職人側は工事を行わないといけないです。「普通の建築はこういうもの」と言って建てられて家が完成されていくのですが、普通(規定通り)に建てられた家にもかかわらず雨漏りが起きるのです。規定通りに建てているにもかかわらず雨漏りが起きるのであれば、普通に修理したらいけないのです。

ですので、「家は規定通りに建てても雨漏りする」ことを理解していないといけないのです。あからさまな欠陥住宅や品質が劣る住宅で雨漏りするなら話は分かりますが、規定通り建てているのに雨漏りするのです。何の問題もなく造っても雨漏りする可能性はあるということを理解することはとても大切です。

これを大前提として考えていくと雨漏りは「一般的な修理を行っても後々再発する可能性がある」ということが想像できてくると思います。


雨漏り修理を行うにあたり大切なこと

雨漏り修理を得意とする、または雨漏り修理専門店として考える「規定」「普通」「従来通り」は、一般的な建築で考えるよりも幅を持たせていないといけません。「普通はこう」だとしても、幅を持たせた考え方をもとに念には念を入れて修理していくことができれば、再発はしないと思います。また、東日本大震災や令和元年東日本台風のような大きな災害が起こったとしても、安心しで暮らし続けていられる住宅になると思います。

雨漏り修理を行う肝は「普通ではない修理をすること」です。「特殊な材料を使う」「高い材料を使う」ことではなく、「幅を持たせ、厳重に何層にもわたって厳格に修理すること」が再発しないために最も大切なポイントです。


お客様の中でよくあること

お客様の中には「家と家の隙間があって、ここが雨漏りの原因だからシーリング材を打ってほしい」「塗装すれば塗膜で水が入らなくなるから雨漏りは止まる」「ベランダからの雨漏りが原因と分かっているからそこだけ直してもらえればいい」といったように考える方も多いと思います。

ですが先述の通り、雨漏り調査をしないまま修理することは何の解決にもなっていないことはお分かりいただけると思います。

一次防水側で安易に直さないほうがいいですので、雨漏りを直す際は、雨漏り調査をしっかりと行ってくれる会社様に依頼をしていただけると良いと思います。

瓦屋根の防水紙

瓦屋根の場合、瓦自体の塗装は行わないのでズレなどの症状がなければ「屋根は不要なので外壁だけ塗装しましょう」という話になることが多いと思いますが、瓦をめくると大体防水紙が破れています。経年劣化で防水紙が破れているかもしれないという知識を持ち、理解をしていないと守るための住宅造りは出来ません。



まとめ

雨漏り修理で大事なことのおさらいです。「しっかりした雨漏り調査の結果に基づき、普通な考え方で直さない」ことです。家を建てる時、大工さんは「雨漏りしてほしい」と思って建てているわけではありませんので、本来なら雨漏りしないのです。なのに雨漏りしてしまうのです。雨漏りしないと思って造っているので、大工さんに責任があるわけではありません。それでも発生してしまった雨漏りは誰かが責任を持って直さないといけません。「雨漏りを必ず止める」「雨漏りを再発させない」ことに強い信念と覚悟を持たなければ、真の雨漏り解決につながっていきません。


「過去に色んな会社さんが来て直しているけど止まらない」とお悩みの方は、もしかしたら雨漏り調査をしていないまたは雨漏り調査が不十分で根本解決に至っていない可能性があります。

雨漏り調査は全ての水の浸入経路を特定しようとすると有料になります。セグメント箇所によっては足場代なども発生しますが、しっかりした雨漏り調査を行ってから補修を行えば止まります。止まれば雨漏りの悩みから解放されますので、私たちも雨漏りに本気で向き合っていますので皆様も大切なお住まいで安心で安全に暮らし続けていくためにも向き合っていただけたらと思います。