松戸市金ヶ作にて屋根カバー・外壁金属カバー(内外装リフォーム)工事から3か月点検
- 定期点検
今回は松戸市にて屋根カバー・外壁金属カバー工事から3か月後に実施しました定期点検の様子をご紹介します。 こちらのお客様は屋根外壁共に塗装ではなく「カバー工事」を行っております。 台風の影響で屋根の一部が破損。素人目では外壁の2階部分や細かいところの確認ができないので、火災保険を利用しながら被災箇所の補修と、もともと検討していた浴室リフォームやクロスの貼り替えなどを1社で全て行ってしまいたいという内容でした。 被害の状況や築年数、今後のご家族が暮らす年数などを考慮し、カバー工事をご提案させて頂いた経緯がありました。 ちなみに、塗装ではなくカバー工事でも施工店保証10年をお出ししております。 塗装工事とは異なる保証内容ですので、内容に沿った点検を行ってまいります。 |
■外壁金属カバーの調査 |
はじめに、外壁の点検です。 金属カバー施工になるので、基材の外れやコーキングの打ち漏れがないか、錆の発生などを確認していきます。 使用した外壁材は、ニチハの「FB型 影光(えいこう)」という商品になります。色は6色ありますが、ソフトベージュを使用いたしました。 |
特に目立った状態など無く、きれいでした。 |
■付帯部の調査 |
続いて付帯部の確認です。付帯部とは、雨樋や破風板、シャッターボックスなど、屋根外壁以外で塗装が必要な個所の総称です。 付帯部は塗装で仕上げております。 ですので、塗膜の状態に異常がないか、色褪せが出ていないかなどを点検してまいります。 付帯部の中でも、軒裏天井の点検は主に、雨漏りのサインである雨ジミ跡がないか、塗膜の浮き・膨れなどがないかを重点的に点検します。 |
軒天井の塗膜も異常なくきれいな状態がキープされています。 続いて雨樋の確認です。 |
金具は緩みもなくしっかり止まっており、塗膜の剥がれもありませんでした。 自然環境下に置かれているので、年数が経過すると緩みが出てしまいます。 万が一、緩みが確認できた場合は、その場で補修を行う場合がございます。 |
■屋根の調査 |
最後にカバー工事を行った屋根の確認です。部材の外れや浮きがないか確認していきます。 使用した屋根材は、ディーズルーフの「ディプロマット」です。 こちらは私たちの施工店保証だけでなく、メーカー様からの保証もついております。ご提案させて頂く屋根材の中で唯一のメーカー保証がつく商品になります。 こちらもカバー工法になりますので、基材の外れなど無いかをベースに、ケラバなどの浮きがないかなども点検してまいります。 |
外れや浮きもなくきれいな状態でした。 屋根の点検は、ポールカメラ(7m程のびるカメラ)やドローンを使って確認していきます。 梯子を使って屋根に上り、点検をしていた時期もありますが、安全面の部分だったり、人が乗ることで靴跡の汚れや、ひび割れなど万が一のことが発生してしまうことを避けるために、2017年ごろからこうした機械を使用しての点検に切り替わりました。 ちなみに現地調査時にも使用しております。 |
今回の定期点検の総評 |
その他の付帯部も確認し、3か月点検が完了しました。 施工当初のきれいな状態がキープされていました。 今回、台風被害に遭われたお住まいの屋根をディプロマットでカバー工法を行ったのですが、ディプロマットという屋根材は、私たちが加盟している全日本災害住宅レジリエンス協会(通称:JRD)が行った実験にて、風速65m/sにも耐え抜いたという検証結果がありますので、ご提案させて頂いております。 (詳しくはページ下部のYouTube動画をご覧ください。) ユウマペイントでは、台風や雹災時に屋根材がなんらかの被害を受け、そこから二次被害につながってしまうことを防止する「減災」を踏まえて工事内容を提案しています。 施工後3ヶ月から定期点検を実施する理由も、万が一異常があったときに早期発見・早期対応をすることで被害を広げないためです。 次回は1年点検です。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
■安心の定期点検の様子はYouTubeチャンネル【ユウマ通心】でもご覧いただけます |