【2024年】柏市の住宅リフォームに関する補助金一覧!必要書類や申請から受領までの手順も解説
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【2024年】柏市の住宅リフォームに関する補助金一覧!必要書類や申請から受領までの手順も解説
もしあなたが住宅のリフォームを検討しているのであれば、各自治体で実施している補助金や助成金制度を活用することでリフォームの金銭的負担を大きく軽減できるかもしれません。
本記事では、柏市にお住まいの方が利用できるリフォームなど住宅に関係する補助金制度を紹介します。必要書類や申請から受領までの流れなども合わせて解説しますので申請の際にぜひお役立てください。
柏市の住宅リフォームに関する補助金制度の一覧まとめ
2024年10月現在、柏市が実施している補助金制度のうち住宅リフォームに関するものを一覧にまとめました。
制度名 |
木造住宅耐震診断費補助金(※) |
※木造住宅耐震診断費補助金については「診断」に関係する補助金のため厳密にいえば住宅リフォームに関する補助金とはいえませんが、耐震診断は耐震改修を検討する上で必要な工程であるため、知っておいた方が良い補助金として記載しております。
それぞれの補助金制度については以下より詳しく解説します。
ゼロカーボンシティ促進総合補助制度(家庭向け)
ゼロカーボンシティ促進総合補助制度(家庭向け)はエネルギー利用の効率化・最適化を実現する住宅の普及拡大を図るため、家庭に省エネ・再エネ・蓄エネ設備を導入する費用の一部を補助する制度です。
対象となる設備が複数あり、各設備ごとに要件が異なります。必ず導入する予定の設備の申請手引きを読んでください。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
申請書類の提出方法は基本的に窓口への持参か郵送になりますが、以下の設備に関しては公式ページに電子申請フォームが準備されています。郵送や窓口に行く手間が省けますので活用しましょう。
家庭用燃料電池システム(エネファーム)
定置用リチウムイオン蓄電システム
V2H充放電設備
電気自動車・プラグインハイブリッド自動車
詳細は市の公式サイトをご覧ください:令和6年度柏市ゼロカーボンシティ促進総合補助制度(家庭向け)
太陽光発電設備設置加速化補助金
市民を対象として、住宅の敷地内に太陽光発電設備を設置する費用の一部を補助する制度です。最近は住宅の屋根に太陽光パネルを設置する家庭が増えてきました。自分の家でも太陽光発電を始めようと考えている方は要チェックです。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
契約前に申請が必要である点は要注意です。見積もりを取った後、先に必ず市に申請を行い、交付が決定した後に契約・着工しないと補助金の対象になりませんので気をつけてください。
詳細は市の公式サイトをご覧ください:柏市太陽光発電設備設置加速化補助金
木造住宅耐震診断費補助金
平成12(2000)年5月31日以前に着工された木造住宅の耐震診断を行う際の費用の一部を補助する制度です。
冒頭に述べたように、こちらの制度は厳密にいえば住宅リフォームに関する補助金とはいえませんが、耐震診断は後述する耐震改修を検討する上で必要な工程であるため言及しています。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
こちらの制度も契約前に補助金交付申請をする必要があります。また、実績報告書は令和7年2月17日までに提出する必要があります。以降は報告書を受理できないため気をつけてください。申請内容を変更する場合は、実績報告前に変更承認申請を行う必要があります。
詳細は市の公式サイトをご覧ください:木造住宅耐震診断費補助金の交付
木造住宅耐震改修費補助金
平成12(2000)年5月31日以前に着工された木造住宅の耐震改修を行う際の費用の一部を補助する制度です。
こちらは「診断」ではなく「改修」ですので間違えないようにしてください。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
こちらの制度も契約前に補助金交付申請をする必要があります。耐震改修とリフォーム工事などを同時に行う場合は各々の経費を分けてください。また、増築を伴う耐震改修は補助対象外です。
実績報告書は令和7年2月17日までに提出する必要があります。以降は報告書を受理できないため気をつけてください。申請内容を変更する場合は、実績報告前に変更承認申請を行う必要があります。
詳細は市の公式サイトをご覧ください:木造住宅耐震改修費補助金の交付
介護保険住宅改修費支給
介護保険の要支援・要介護認定を受けている方が、手すりの取り付けなど特定の工事に対して工事費用の7〜9割を住宅改修費として支給する制度です。
こちらは介護保険のサービス内容となりますので市独自のものではありませんが、後述する市独自の「介護保険住宅改修費支給」より優先される制度であるため言及しています。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
詳細は市の公式サイトをご覧ください:介護保険住宅改修費支給
要介護高齢者等住宅改造費補助制度
介護保険の要支援・要介護認定を受けている方が、お住いの住宅を改造するときの費用の一部を補助する制度です。介護に関わる住宅改造の補助金については、前述した「介護保険住宅改修費支給」がありますが、こちらは市独自の制度となります。
介護保険住宅改修費支給が利用できる場合はそちらが優先され、残りの費用が要介護高齢者等住宅改造費補助制度の補助対象となる点に注意してください。
補助金の申請から受領までの流れは以下の通りです。
こちらの補助を受けるには工事前の申請が必要です。すでに開始している工事については補助が受けられないため注意してください。
詳細は市の公式サイトをご覧ください:要介護高齢者等住宅改造費補助制度
申請で必要となりやすい書類と申請時の注意点
申請書類に関しては基本的に市役所で直接受け取るか、市の公式サイトでダウンロードをすることが可能です。申請の際にはそれらの申請書類はもちろん必要ですが、添付書類として準備が必要なものがあります。必要となりやすい書類の代表的なものを以下にまとめました。
- 工事の見積書
- 納税証明書もしくは非課税証明書
- 住民票
- 登記事項証明書等
- 案内図
- 工事前の写真(工事後の写真も必要な場合あり)
- 工事前後の図面 など
業者と相談してからしか用意できないものもありますが、納税証明書や住民票、案内図、図面(あれば)など事前に準備できるものも少なくありません。
市の公式サイトで書類をダウンロードする際にチェックして、業者に連絡したり役所に相談するなどの動き出しと並行して準備を進めておくと作業をスムーズに進められます。
申請における注意点ですが、特に受け取りや申請の「期間」について頭から抜けがちなので注意が必要です。特に気をつけてほしいのは以下の2点。
- 工事前の申請から補助金の受領までにある程度の期間が必要(半年ほどかかる場合も)
- 申請については工事開始日から工事完了日までが補助金申請該当の年度内であることが条件
これまでの解説でわかるように申請から補助金受領までの流れは多くのステップがあります。特に市役所では提出された書類を審査する必要があるため時間がかかるのです。補助金により変動はありますが、受領まで半年かかることもあるということを頭において準備しておくべきでしょう。
また、期間内に申請さえすればOKというわけではない点も注意が必要です。多くの場合補助金は年度ごとに区切って募集されており、その年度の補助金を申請したい場合は「工事開始日から工事完了日」が「年度内」であることが条件です。
仮に令和6年度の補助金を申請したい場合、令和6年度は2024年4月〜2025年3月ですので、この範囲かつ補助金の申請期間内であればOKです。
この範囲外だった場合、たとえば工事開始日が2024年3月28日で工事完了日が2024年4月1日といったケースは開始日が年度外になってしまいますので基本的には条件から外されてしまいます。
全部を年度内で完了させるように工事の日程を調整するようにしてください。
柏市の住宅リフォームに関する補助金についてはユウマペイントにご相談ください
これまで解説してきたように補助金の申請はある程度形式が定まってはいるものの、制度ごとに手順も申請様式も必要書類も異なる部分があります。
本記事では各制度の概要や申請の流れなどを図を用いてできるだけわかりやすく端的に解説してきましたが、利用検討している制度については必ず市の公式サイトで確認するようにしてください。
申請書は不足や不備がなければ受付完了となります。補助金制度は予算の関係上、先着順となっているものが多いため、差し戻しがあればその分後回しになってしまいます。
受付数が少ない場合は後回しになった影響で受けられなくなってしまうという可能性も考えられます。しっかりと制度の詳細を確認して、1回で申請を受け付けてもらえるようにしましょう。
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