八千代市にて外壁塗装リフォームから2年点検
- 定期点検
今回は八千代市にて外壁塗装工事から2年後に実施しました定期点検の様子をご紹介します。 |
■ALC外壁の点検 |
まずは、外壁の点検です。 こちらの建物の外壁はALCという素材で造られています。 ALCパネルは素材の耐久性・断熱性・耐火性が高く人気の外壁材の一つですが、内部に気泡があるため吸水性が高い素材です。 外壁表面を守る塗料の塗膜が劣化すると、膨張やひび割れの原因となりますので、塗膜の剥離・浮き・変色・ひび割れがないかをしっかり確認しました。 |
塗膜の浮きやはがれ、外壁のひび割れなどの異常はありませんでした。 また、外壁材自体のひび割れなどの減少させる役割もあるコーキングも併せて確認したところ、ひび割れ・破断・剥離などもなくきれいな状態でした。 |
■付帯部の調査 |
続いては、軒裏天井の様子です。 塗膜のはがれや雨ジミ跡がないか確認します。 |
塗膜の浮きやはがれもなく綺麗な状態でした。 続いて雨樋を確認していきます。 雨樋はほとんどが塩化ビニルで出来ており、紫外線で劣化すると耐久性が弱くなり割れやすくなってしまうため、外壁塗装工事と一緒に雨樋も塗装が必要となってきます。 また雨樋を外壁に固定する「でんでん」は金属製なので、そこが錆びてしまうと「でんでん」が外れて雨樋がずれてしまう可能性もあります。 |
汚れがついてる箇所がありましたが、金具の緩みもなく樋には艶もあり綺麗な状態でした。 そのほかの付帯部の確認をして今回の2年点検が無事に終了しました。 私たちが実施している定期点検には、「品質に問題が無いかをチェック」するだけでなく、私たちが提案した塗料(プラン)が正しかったか」も確認しております。 様々なメーカーが様々なグレードの塗料を日々、開発し発売しています。 私たちはその中から「何が一番建物を守れる塗料なのか」を目利きしております。上塗り材だけでなく、下塗り材との組み合わせも大切です。 メーカーの見解や宮古島での実曝露試験で得た結果をもとにご提案させて頂いた塗料が、施工店保証が切れる年まで役割を果たしているかをしっかりと自分たちの目で確認しないといけないのです。それが、施工店の責任と言えるのです。 定期的に行っておいてこそ、将来的に大きな差が出てくることもあります。早期発見、そして安心できる住環境のためにも定期的な点検を行ってまいります。 残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 |
■安心の定期点検の様子はYouTubeチャンネル【ユウマ通心】でもご覧いただけます |