【減災】2022年6月3日(金)に発生した雹災
- 減災・災害情報
2022年6月3日(金)に発生した突然の大雨や雹。ニュースによると、千葉県市川市や船橋市、野田市エリアの被害が大きかったように見受けられます。 私たちのもとには、屋根外壁塗装工事でお世話になったお客様より「カーポート屋根の破損の被害が出た」「屋根が割れた」といったお問い合わせが多数ありました。 |
ノンアスベストの屋根が雹で割れる |
私たちも設立間もない頃(2007年~2014年前後)は、ノンアスベストの屋根でも塗装工事を行っていました。割れやすいということを知らなかったからです。 ちょうどその時期にあたる、2013年に塗装工事をさせていただいたお客様より「雹で屋根が割れた」とご連絡を頂きました。このお客様宅の屋根材は【グリシェイドネオ】です。現地調査にて状況を確認し、写真を撮りました。この写真は、お客様より掲載の許可を頂いております。 |
私たちが2015年ごろからノンアスベストの屋根を、塗装ではなく「カバー工法」もしくは「葺き替え」のみご提案するようになった理由が「定期点検で多くの割れてしまった屋根を見てきたから」です。 屋根外壁塗装は「建物を守るため」に行うものです。なのに、割れてしまっているということは守れていないということ。そのことを定期点検にて知ることができました。この経験によって現在は「ノンアスベストの屋根には塗装しない。」「塗装しても剥がれてきてしまうので意味がない」と皆様にお伝えしています。 ご覧の通り、ノンアスベストの屋根材は雹によっても割れてしまうことが分かりました。 「割れやすい屋根=飛散したら危険=カバー工法や葺き替えを提案し、暮らしを守る」 災害時において発生し得る被害を最小化するための取り組みが「減災」につながっていると考え取り組んできましたが、今回の雹災を受け、取り組みは間違っていなかったと思っています。 |
ユウマペイントのミッションは「安心で安全な暮らしを守る」です。 安心で安全な暮らしを守るためには、守るにつながる想定力をどれだけ鍛えられるかが重要です。 確かに塗装するほうがコストも安く済むのでメリットのように感じますが、こうした「減災」を意識したとき、それでも「塗装」で工事を行いますか? 見積もりを取られるお客様、どうか目の前のコストだけに囚われず、一大決心をして購入した大切なお住まいを守る最善の方法をご検討していただけたら嬉しいです。 ※減災やノンアスベストの屋根について、YouTubeでも紹介しておりますのでご覧ください。 |