2019年4月

曝露試験を開始したきっかけ② ~佐々木のインタビュー~

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曝露試験を開始したきっかけ①はこちらから
塗料を調べに調べて、知識のレベルで言うと、メーカーから世の中に出ているものは上から下まで総なめにしました。その中でも「安心して使えるもの」しか扱ってこなかったのですが、唯一失敗した塗料「A」がありました。ユウマペイント設立して唯一失敗した塗料です。その他の塗料で失敗したという塗料は基本的にありません。うまく扱えなかったということはあっても、失敗したということは無くて、それは何故かというと、新しく世に出たばかりの商品をすぐに使わなかったことだと思います。安心した成果が出てくるまでは使いたいけど使わない!
ですが競合はバンバン使ってきて・・・。そうすると相見積(数社から見積を取ること)で負ければ「売れてる商品を早く扱いたい」という気持ちが生まれます。負けるわけですから。早く扱いたくなるのですが、安心した成果が得られるまでは絶対になびかないというのがユウマペイントのスタンスでした。それは根っこに大きく左右していて、売れてる商品が守れる商品かどうかは別ですし、売れてる商品を作りたいというよりは「守れる商品」を作りたい・使いたいという理屈があって。ですが失敗しました。
「塗料A」に期待して選んで下さったお客様には、期待を裏切るような形になってしまったという深い反省があります。吐きそうになるくらいの深い反省があったのですが、「塗料A」の持つ世界がもし試験的に上手くいくはずだと証明されていたら、世の中は大きく変わっていたと思います。「塗料A」が発売停止になってから4~5年。私たちが扱っていた時期をプラスすると計7~8年になるのですが、塗料Aが上手くいっていたら世の中からシリコン塗料は無くなっていたと思います。現在、一番の売れ筋商品は「塗料B」ですが、そうではなかったと思います。塗装業界のレベルが革新的に上がり「シリコン塗料脱却し、世の中のスタンダード塗料のレベルが上がっていた」筈でした。それを信じたかったですね。なので売れるし売れたから塗料Aを扱ったわけではなく、スタンダードをレベルアップさせられる可能性を信じて賭けたのです。トライによる失敗でした。そういう意味では、スタンダードをレベルアップさせるための努力は今後も絶対にし続けて行きます。
ですが、トライすることで失敗してお客様が安心して暮らせる住まいとは別の世界が生まれてしまうことを経験しているので、そうなるともう宮古島しかないのです。私が良いものと良いものをかけ合わせていて、お客様もとても良い人で、「これは絶対に間違いない!」という直感に溢れていても、宮古島しかないのです。これは塗料Aでの失敗から生まれています。塗料Aで失敗したときに、塗装業界が大きく割れました。どう割れたかというと、「光触媒」というジャンルが塗料Aを開発したメーカーで確立されているのに、塗料Aを開発した塗料メーカーが撤退した瞬間に光触媒というワードが塗料の世界から無くなったのです。そのくらい破壊力がありました。光触媒が塗料の世界を救う・光触媒が建物を救うと信じた人たちが、そのゾーンで何十年もかけてやってきたのに、ひとつの失敗で無くなったということを目の当たりにしたときに、やっぱり「守れないって罪だな」と痛感しました。

曝露試験を開始したきっかけ① ~佐々木のインタビュー~

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2018年6月、私たちが加盟している日本塗装名人社(通称:JPM)が、沖縄県宮古島の公的な耐久性試験場「日本ウェザリングセンター」で、多数の塗料メーカー様にご協力頂き、塗料の曝露試験を開始いたしました。
今回は、佐々木が曝露試験を行うことを決めたきっかけをお伝えいたします。
こんにちは!株式会社ユウマペイント代表の佐々木です。私が宮古島で曝露試験を行おうと決めたきっかけをお話いたします。




私は2014年から現在まで日本塗装名人社(通称JPM)の常務取締役を務めています。JPMのメンバーは私も含め殆どが塗装会社の社長で構成されています。役員が10名、加盟店数は約100社ほどおります。当然、様々な考え方をもった経営者・会社の集まりになりますので、そうなるとJPMの中でも様々なビジョンを持った人間が出てくるようになりました。「貧乏になりたくない」とか「利益をいっぱい取りたい」とか・・・。別にそれが悪いことではありませんが、そういった様々なビジョンを持った塗装会社が使っている塗料が本当に良いものかどうか疑問を持つようになりました。それってちゃんとした目的なのかな?と思うようになっていったのです。これが最初のきっかけです。
そうした疑問を持つようになり、JPMの中でも「大きな変化を作らないといけないな」と思うようになりました。
難しい能書きを使って人を変えていく・・・ということは出来ないので、まずは「どんな人間でも簡単に扱える塗料の開発・見つける」ことが先だなと思いました。
世の中に塗料がごまんとある中で、塗料を扱いながらお客様の家を守るプロフェッショナルなペンキ屋の自分たちが、扱う塗料についてプロフェッショナルかどうかと問われると疑問です。それは、自分自身を振り返ってみてもそうですし、塗装業界を振り返ってみてもそうですし、でもみんな知ったように「あの塗料は良い」「この塗料は良い」って言うわけです。その中に私もいましたし、私なりに良い塗料の見極め方に苦戦しましたし、勉強もしました。それこそ、1万時間じゃ済まないくらい勉強してきました。結論、「良さそう」ということは分かっても「良いかどうかの最終ジャッジは出来ない」のです。もっと言うと、作っているメーカー様も、世に出て時間が経つまでは「良いもの」を作ったつもりでも、効果があるかどうかはメーカー様も結論を持っていない」ということが分かりました。これは、開発者の方々とたくさん話をして分かりました。
というのは、「良い×良い×良い」=「良いに決まっている」という理屈で物事が作られていくから。それで本当に「良い」のであれば何も問題は無いのですが、実際はやってみないと分からない訳です。やってみなければ分からないというのが、塗料のもつ世界であり、それが塗料メーカーが持つ結論ということになった以上は、塗料を扱うプロフェッショナルの私たちは、「良い」と証明された塗料以外使わないということを理屈にすれば「守る」ということは絶対に「守れる」筈なのです。ですが、前提として「塗料を正しく扱うことができるかどうか」です。「良いもの」を使えば「良い」のですが、その「良いもの」をどうやって選ぶかが大事になってきます。「良いと聞いた」ではなく「良いと証明されたもの」が「良い」のです。これは事実です。
そのあとは「良い塗料」を使ってお客様の建物を守れるかどうかは「塗料を正しく扱えるかどうか」に出てきて、ここは本当に私たち職人の世界のプロフェッショナルの技量が問われてくるようになります。「良い塗料」を正しく扱えれば、守る家が良くなるに決まってきます。こうした足し算掛け算になってくるのですが、塗料のことが分からない私たちが「その塗料を本当に正しく扱うことが出来るのか」と問われたら、正しく扱う努力は皆していると思いますが、結局は職人の経験と勘という世界にやっぱりなってきてしまうので、そういった理屈も「誰でも正しく扱える塗料」にしていきたい、もしくは逆に「正しく扱わないと絶対に失敗してしまう塗料」まさに技量が問われる塗料を開発する必要があると考えました。ここから塗料の世界に足を踏み入れることになったのです。

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