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曝露試験場獲得 ~佐々木のインタビュー~

  • 研究・開発活動
曝露試験を開始したきっかけ④はこちらから
いざ曝露試験場を持ってみると、あちこちの塗料メーカー様から「弊社の塗料も入れてくれませんか?」と依頼がくるようになりました。正直、「はぁ?それって自分たちの仕事じゃないの?」と思うし、私がメーカーの人間だったら絶対に思うだろうし、日本ウェザリングセンターという公共の公的機関も運営しています。私がメーカーだったら。
改めて思うのは、やっぱり作っている側たちも、良いもの×良いもの=良いものに決まっている筈と言って見切りで発売していることがあって、そういう意味では、使った人の自己責任が問われてきます。塗膜が持つ・持たないに関しては、使った人・施工店の責任だし、もっと言えば選んだお客様の責任のもとで使用されているということが事実としてある以上は、私たちがしっかりと網の目でいないと、守るものも守れないです。
長くなりましたが、以上が宮古島の曝露試験場を購入したきっかけ・経緯になります。
JPM(日本塗装名人社)という名義で「名人」である以上、名人が使うにはどの塗料が一番ふさわしいのかを知る必要があります。同時に、塗料が壊れていくメカニズムも知らなければいけない。
この塗料はこのタイミングで壊れていくという理由もそこに全部現れていくので、日本中の塗料を検体として調査する必要があるのです。
「経験」と「勘」と「雰囲気」と「カタログ」で良い悪いの判断をして、世の中に出していくことはしません。メーカーの営業さんが嘘を言っているわけではないと思いますがしません。絶対にしません。